自分のサイトでGoogle Analyticsのカウンターを回してもそれほど意味のあるものではありません。
そのためGoogle Analyticsが動かない手法がいつかあります。よく知られているのは以下の三つです。
- その1 firefoxかChromeにて、Google Anayticsオプトアウトアドオンを使用する。
- その2 Cookieを登録して、Analyticsのフィルターの機能で除外する。
- その3 固定のグローバルIPを使用している企業などでは、Analyticsのフィルターの機能で除外する。
正直2と3は、ちょっと面倒だったりお金がかかったりして、それほどいい手ではありません。さらにその1の場合firefoxのアドオンはまだfirefox4に対応していないようです。
ですから、上記以外の方法を考えました。
その4 firefoxのアドオン Ghosteryを使用する
Ghosteryはユーザーがトラッキングされることを防止するセキュリティ系のアドオンです。そしてGoogleAnalyticsにも対応しています。
上記のように”Enable bug blocking”をonにして、Google Analyticsのチェックボックスを入れればOKです。
その5プロキシでAnalyticsのga.jsにアクセスしないようにする
Analyticsはga.jsでカウントするのですから、それにアクセスしないようにすればいいわけです。ですからプロキシサーバでga.jsにアクセスさせないようにします。多数あるブラウザでも同じ方法でできるので、わたしはこれをお勧めします。
プロキシサーバはいろいろありますが、個人レベルでよく使われていそうなpolipoとdolipoについて設定方法は次のようにします。
dolipoの場合
/Users/[ユーザー名]/Library/Application Support/dolipo/ForbiddenDefault.wiki
にアクセスを許さないURLを設定するファイルがあります。
polipoの場合
解凍したディレクトリにforbidden.sampleというファイルがあります。これをforbidden.txtというファイル名でコピーします。configファイルに
forbiddenFile = c:\usr\polipo\forbidden.txt
とか追記なりします。肝心のForbiddenのファイルは以下を追記します。
www.google-analytics.com/ga.js
これでめでたくGoogleAnalyticsに記録されなくなります。