会社のネットワークは往々にして不自由だ。
プロキシー経由でないとウェブを見れないことはよくある話で、さらにパスワードの認証が必要なところもある。
ああ、なんて厄介なことだ。アップデートとかインストールがうまくいかないよ。
そんなときは環境変数を次のようにすればいい。
export http_proxy=http://username:password@proxy.example.com:3128/ export ftp_proxy=http://username:password@proxy.example.com:3128/ export RSYNC_PROXY="username:password@proxy.example.com:3128/"
username:password@はパスワード認証が必要な場合だけ。最後の数字はプロキシーのポート番号。
RSYNC_PROXYは大文字。MacPortsはインストールの最終段階でrsyncでportsの情報を取りに行こうとするが、プロキシーにはじかれて失敗する。そのときはインストールそのものは失敗していないので、環境変数を設定してからport selfupdatetすればOK。
Debianのapt-getは/etc/apt/apt.confに
Acquire::http::Proxy "http://username:password@proxy.example.com:3128/"; Acquire::ftp::Proxy "http://username:password@proxy.example.com:3128/";
rubyのgemsはhttp_proxyが必要になる。
perlのCPANは設定時にプロキシの設定を聞いてくる親切設計なので、悩むことはないはず。
wgetは.wgetrcファイルに記述するhttp_proxyを記述してもいいユーザー名とパスワードはオプション–proxy-user=user –proxypassword=password で設定することも可。